京都弁護士のおいでやす日記
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なぜ窓口に行く必要があるのか

2025年3月9日  【弁護士のお仕事】 

相続関係の手続のために銀行窓口に行かなければならないことがよくあります。

しかしメガバンクは支店が少なくて大変です。

みずほ銀行や三井住友銀行は、京都市内には四条烏丸の本店以外に数か所しか支店がありません。

その点、三菱UFJ銀行はパラパラと市内に支店を残してくれていてありがたいですが(他でもない西院にも支店がある)。

支店を減らすのは結構ですが、それならだいたいの手続は郵送でできるようにしてもらいたいものです。

そう言えば、北海道で弁護士をしていた時、みずほ銀行は最寄りの旭川支店まで片道1時間かかりました。

それはまだマシで、三菱UFJ銀行や三井住友銀行にいたっては片道2時間の札幌にしか支店がありませんでした。

Googleマップで道内の支店を検索した時の衝撃は忘れられません。

片道2時間でも窓口まで行かなければならないというその運用、やめてもらいたいです(根室からだと片道6時間か飛行機ですよ)。

止まるな危険

2025年2月7日  【京都の日常】 

京福電鉄の西院駅そばの踏切に、去年遮断機が設置されました。

交通量が多い四条通を嵐電が横切っているのですが、これまでは電車が通るときは車側の信号が赤になって警報器が鳴るだけでした。

そして目の前を嵐電が横切っていっていました。

そこにワイドサイズの遮断機がついに設置されました。

歩行者も多い道なので、安全になったと思います。

西大路四条交差点からこの踏切まで150メートルくらいしかないので、踏切で止まっている車列が西大路四条交差点まではみ出てしまうこともよくあるのですが、それはもう過去に戻って嵐電の線路を動かさない限りどうしようもないですね。

ちなみに、この踏切は通過時に一時停止する必要はありません。

道路交通法上、信号機で交通が制御されている場合は、踏切の直前で停止する必要はないこととされているからです。

まあ初見殺しなので、一時停止する車もたまにいます。

急に前の車に一時停止されて、追突しそうになりヒヤリとしたこともあります。

今やこの踏切で最も危険なのは、嵐電との接触よりも初見さんの一時停止かもしれません。

連休探し

2025年1月18日  【京都の日常】 

令和7年も当事務所をどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年が変わってまずすることと言えば、1年のカレンダーの確認(端的に言うと連休探し)でしょう。

この間の年末年始は、暦どおりなら9連休でした。

いつになく長かったなと思いつつカレンダーを見ると、どうも来年にかけての年末年始も9連休になるように見えます。

ちなみに、今年のGWはあまり大きな連休にはならなさそうです。

しかし、お盆休みは、人によってはやはり9連休になるかもしれません。

年末年始→GW→お盆と、3、4か月おきに長期休暇がくる日本のこの仕組み。一労働者としてよくできてるなと感心します。

個人的には、仕事の感覚が狂わないように9連休よりは3連休×3の方がうれしいのですが。

しかし、仕事に精を出すには、定期的な休養は不可欠だと年々実感するようになってきました。

そんなことを考えつつ、年明けからフル回転しています。

次の3連休は、2/22~2/24です。

正月の予定

2024年12月29日  【弁護士のお仕事】 

今年は例年以上に慌ただしい年末でしたが、事務所としての年内の営業は終了しました。

暦の上では9日間もある今年の年末年始ですが、まだ残っているたくさんの仕事と共に過ごす正月になりそうです。

来年も当事務所をよろしくお願いいたします。

誕生日は課金していいよ

2024年12月7日  【弁護士のお仕事】 

先日バスに乗っていると、後ろの席の小学生たちのこんな会話が聞こえてきました。

「明日誕生日やからゲームで課金していいねん。」

なるほど、そういう時代なんですね。

離婚案件では親権や面会交流などに絡んで、お子さんの生活習慣や遊び方、今はまっていることなどに触れることが多くあります。

そうした中で、時代の変化を感じることもあります。

時代の変化に完全には合わせられなくても、アンテナを張って時代の変化を知っておくことが大切なのだと思います。

待てよ、アンテナを張るというワードももう死語なのでは…?

調停の時間は裁判所によって違う

2024年11月16日  【弁護士のお仕事】 

離婚調停や遺産分割調停などの家事調停は、だいたい1、2か月に1回のペースで期日が開かれます。

そして、期日が行われる枠(時間帯)は、京都家庭裁判所では、①午前10時~午後0時、②午後1時30分~午後3時、③午後3時30分~午後5時のいずれかです。

ところが、この枠は各家庭裁判所によって異なります。

地域によっては、午後は午後1時30分から午後5時までを1枠としていたりします。

京都家裁なら1枠1時間30分しかないところを夕方までぶっ続けで行うわけですから、大違いです。

期日1回あたりの時間が長いと、当然ながら1回の期日でやり取りできることも増え、調停の進行も早くなります。

ただ、1枠1時間30分に慣れている身からすると、たまに3時間以上も期日をやるとかなり長く感じますし、正直結構疲れます。

家事調停は原則として相手方住所地を管轄する家庭裁判所で申し立てる必要があるため、全国各地の家庭裁判所に申し立てることがあります。

そのため、普段利用しない家庭裁判所で調停をするときは、「そちらの調停の枠は何時から何時までですか?」とあらかじめ書記官に聞いておかなければなりません。

かつて普段の感覚で他家裁の午後期日に行ったら、午後3時を過ぎたというのに調停委員さんが焦る様子もなく、一向に終わらないまま午後5時前まで続いたことがありました。

要注意です。

犯罪・交通事故情報マップ

2024年10月19日  【京都の日常】 

京都府警の「犯罪・交通事故情報マップ」というウェブサイトがあります。

地図上に最近起きた犯罪情報や事故情報が表示される、優れものです。

犯罪といっても不審者やひったくり情報がメインで、殺人などあらゆる犯罪が表示されるわけではありません。

しかし、不審者情報だけでも定期的に見ておく価値は十分あります。

下半身を露出している男や、女子中学生に声をかけてくる男などがいかに身の回りに多いか、よく分かります(軽く引く)。

犯罪に遭わないようにするには、情報にアンテナを張っておくことも大切だと思います。

おなじみの郵便料金値上げ

2024年9月29日  【気になる記事】 

郵便料金が10/1から値上げされます。

84円(25gまで)or94円(25g~50g)だった定形郵便物は、50gまで110円になります。

今回は一気に来ましたね。

まあ全国どこにでもたった110円で郵便を送れるのも奇跡みたいなものだと思うので、自分はまだまだ受け入れられます。

110gと84円の差額の26円切手も販売されるそうなので、84円切手を使い切るまでは26円切手も買わなければいけません(そういえば82円切手も残っていた気がするが)。

普通郵便の配達に日数がかかるようになって以降、レターパックを使うことが増えたので、仕事上はレターパックの値上げの方が影響がありそうです。

10/1からレターパックライトが370円→430円、レターパックプラスが520円→600円に値上げされます。

差額分の切手を貼れば古いレターパック封筒も使えるそうですが、60円切手や80円切手が販売されるわけではないそうです。

80円分なら40円切手×2を貼ることになります。

60円分なら、40円切手+20円切手か…。

ちょっと面倒ですが、これを見越してこれまでのレターパック封筒の在庫は減らしていたので、ほぼ無問題です。

ちなみに、これまでのレターパック封筒を郵便局に持参すれば新しいレターパック封筒に交換してもらえるそうですが、差額分(60円or80円)+手数料55円がかかるようです。

古いレターパックが残っているときは、40円切手(と20円切手)を買って貼り付けるのが正解ということですね。

戸籍にフリガナがつく

2024年9月14日  【気になる記事】 

令和7年5月以降、戸籍に氏名のフリガナが記載されるようになります。

制度開始後、戸籍に記載される予定のフリガナが市区町村から通知されるそうです。

相続や離婚案件を扱っていると、関係者のお名前を読めないことが日常茶飯事です。

小さいお子様のお名前は、もう読み方の確認が必須です。

しかし、お名前が読めないのはお子様だけに限らず、年配の方でも何通りか読めてしまうお名前はよく見られます。

とりあえず、戸籍にフリガナが記載されるのは朗報です。

むしろ、これまでは名前の読みには法律上の根拠がなかったそうで、そちらの方が驚きです。

自己紹介

  • 弁護士・税理士 河本晃輔
  • 京都弁護士会所属
  • 洛彩総合法律事務所(京都市右京区西院平町7クラエンタービル2階)
  • 京都で生まれ育つ。14年にわたる東京・北海道暮らしを経て京都に復帰。現在京都人のリハビリ中。
  • 趣味:旅行、アジア料理、パクチー、サイクリング、野球観戦、旅館探しなど
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