京都弁護士のおいでやす日記
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熟年離婚が増えている?

2024年9月1日  【離婚と家庭のお話】 

熟年離婚の割合が過去最高になったとのニュースを目にしました。

2022年に離婚した夫婦のうち、同居期間20年以上の熟年離婚の割合が23.5%だったそうで、この割合が過去最高だったようです。

注意しなければならないのは、人口減などの影響によって、全体の離婚件数自体が減少傾向にあることです。

全体の離婚件数が減っている一方で、熟年離婚の件数は大きく変わっていないようなので、全体の中で熟年離婚が占める割合が増えていくのも当然でしょう。

このように、熟年夫婦の中で離婚する夫婦が増えているという話ではないため、誤解しないよう注意が必要です。

とはいえ、全体の離婚件数の中で熟年離婚の「割合」が相応に高いということは、当事務所でも肌で感じているところです。

親権や養育費、面会交流が主な争点になる子育て世代夫婦に比べて、熟年離婚ではとにかく財産分与が議論の中心となります。

最近では様々な方法で資産形成を試みている方も多いため、財産分与の計算も複雑になりがちです。

財産分与で気になることがあれば、お早めに弁護士にご相談されることをお勧めします。

自己紹介

  • 弁護士・税理士 河本晃輔
  • 京都弁護士会所属
  • 洛彩総合法律事務所(京都市右京区西院平町7クラエンタービル2階)
  • 京都で生まれ育つ。14年にわたる東京・北海道暮らしを経て京都に復帰。現在京都人のリハビリ中。
  • 趣味:旅行、アジア料理、パクチー、サイクリング、野球観戦、旅館探しなど
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