京都弁護士のおいでやす日記
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刑事事件に被告はいないぞ

2023年12月17日  【弁護士のお仕事】 

弁護士が気になるマスコミ用語第1位と言えば、刑事事件における「被告」でしょう。

刑事訴訟法上の正確な呼称は「被告人」であって、「被告」ではありません。

刑事事件を扱わなくなってしばらく経つ身ですら、「被告が起訴内容を認める」、「被告に有罪判決」といったニュースや記事を見るたびにいまだにムズムズします。

ただ弁護士がムズムズするだけならよいのですが。

マスコミのこの不正確な呼称のせいで、「被告人」だけでなく「被告」というワードにまで悪いイメージを持つ人が少なくないようです。

民事訴訟の被告側の人が、「相手の勝手な言い分で「被告」にされて(怒)」と怒っていることがときどきあります。

その都度、「被告」というのは「裁判を起こされた側の人」くらいの意味なんですよー(怒るのはそこじゃないですよ)、と弁護士からご説明することになります。

何を言いたいかというと、せっかく法がご丁寧に刑事と民事とで「被告人」、「被告」と用語を使い分けているんだから、マスコミも正確に報道しようよということなんですね。

自己紹介

  • 弁護士・税理士 河本晃輔
  • 京都弁護士会所属
  • 洛彩総合法律事務所(京都市右京区西院平町7クラエンタービル2階)
  • 京都で生まれ育つ。14年にわたる東京・北海道暮らしを経て京都に復帰。現在京都人のリハビリ中。
  • 趣味:旅行、アジア料理、パクチー、サイクリング、野球観戦、旅館探しなど
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