裁判の期日に遅刻する。
言葉にするのも恐怖です。
期日が流れてしまったとき依頼者に何と説明するのか、など考えたくありません。
弁護士なりたての頃を振り返ると、東京地裁の階段を駆け上がった経験も思い出されます(もっと言えば地下鉄ホームから駆け上がっていた)。
幸い遅刻で大きな失敗をすることなく今に至りましたが、ギリギリでそわそわするのは御免です(階段を駆け上がるのもキツい)。
そのため、今ではスケジュール間隔を空けて余裕をもって動くよう心がけています。
そんな遅刻できない期日ですが、裁判官が遅れることは結構あります。
「前の期日が長引いてしまいまして」という理由とセットでこちらも慣れているので、なかなか期日が始まらなくても「日にち間違えた?」と思うこともありません。
そんなことも想定してスケジュールも長めに空けてあるので、開始が遅れても支障ありません。
しかし、裁判官のスケジュール間隔がそんなにキツキツなのであれば、もう少し裁判官を増やしたら?と思ったりもします。