相続人が存在しないときに相続財産を管理するための「相続財産管理人」という制度があります。
この相続財産管理人ですが、今年4月1日から「相続財産清算人」に名称変更されました。
相続財産を清算するまでは管理するんだけれど、あくまでも目標は清算することであって永久に管理を続けるわけじゃないよ、と強調するための名称変更なのだと勝手に思っています。
とはいえ、頭に染み付いたワードはなかなか消えず。
「相続財産清算人」は「時効の完成猶予」と「更新」なみに脳内への定着に時間がかかりそうです。
ちなみに、それと似ている「不在者財産管理人」という制度もあります。
こちらは不在者の財産を管理するための制度で清算するわけではないため、名称は変わっていません。