京都弁護士のおいでやす日記
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2023年12月

郵便110円時代へ

2023年12月30日  【気になる記事】 

今年最後のブログは、もちろんこの話題。

2024年秋以降、25グラム以下の定型封書の郵便料金が84円から110円に値上げされるなど、郵便料金全般が値上げされるようです。

82円が84円になったのも割と最近の話のように思い出されます(2019年)。

手元の書籍で訴訟関係の手続に必要な郵券を調べると、まだ80円時代のままの記載すらあったりします(改訂版を頼みます)。

あれよあれよと値上げされてきましたが、今回はケンケン飛びからいきなり100m走を始めたかのような値上げ幅です。

当事務所ではご依頼者とのやり取りはメールなどが主ですが、それでも郵便はまだまだ大量に使います。

そのため、郵便サービスの行く末は気になります。

個人的には、北海道や沖縄にもたった110円で郵便を送れるのも、まだまだ十分奇跡的だと思っています。

値上げは仕方がないことと受け入れているので、事務所前の郵便ポストだけは末永く残していただきたいと願うばかりです。

刑事事件に被告はいないぞ

2023年12月17日  【弁護士のお仕事】 

弁護士が気になるマスコミ用語第1位と言えば、刑事事件における「被告」でしょう。

刑事訴訟法上の正確な呼称は「被告人」であって、「被告」ではありません。

刑事事件を扱わなくなってしばらく経つ身ですら、「被告が起訴内容を認める」、「被告に有罪判決」といったニュースや記事を見るたびにいまだにムズムズします。

ただ弁護士がムズムズするだけならよいのですが。

マスコミのこの不正確な呼称のせいで、「被告人」だけでなく「被告」というワードにまで悪いイメージを持つ人が少なくないようです。

民事訴訟の被告側の人が、「相手の勝手な言い分で「被告」にされて(怒)」と怒っていることがときどきあります。

その都度、「被告」というのは「裁判を起こされた側の人」くらいの意味なんですよー(怒るのはそこじゃないですよ)、と弁護士からご説明することになります。

何を言いたいかというと、せっかく法がご丁寧に刑事と民事とで「被告人」、「被告」と用語を使い分けているんだから、マスコミも正確に報道しようよということなんですね。

まだ紅葉やってます

2023年12月2日  【京都の日常】 

Googleマップの仕様、というか見た目が先日突然変わりましたね。

山や市街地を塗り分けるカラーが、全体的にエメラルドがかった色になりました。

体調の悪そうな色なので気になりましたが、すぐに慣れるのでしょう。

さて今年もあっという間に年末です。

京都市内は紅葉シーズンで激混み中ですが、実はあと4週間ちょっとで正月です。

去年の12月は大雪で(郵便遅配という意味で)大変ヒヤヒヤしたものですが、今年はどんな師走になるのでしょうか。

年末まで、体調には気を付けてまだまだ走り続けます。

自己紹介

  • 弁護士・税理士 河本晃輔
  • 京都弁護士会所属
  • 洛彩総合法律事務所(京都市右京区西院平町7クラエンタービル2階)
  • 京都で生まれ育つ。14年にわたる東京・北海道暮らしを経て京都に復帰。現在京都人のリハビリ中。
  • 趣味:旅行、アジア料理、パクチー、サイクリング、野球観戦、旅館探しなど
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