京都弁護士のおいでやす日記
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手書き地獄の司法試験からおさらば

2025年8月11日  【気になる記事】 

来年(令和8年)から司法試験もデジタル化され、パソコン受験が始まります。

これまでは論文式8科目について、全て手書きで回答していました。

試験時間は各2時間ですが、長い問題文を読むにも時間がかかり、答案構成を作る時間も必要なので、とにかく時間との闘いになります。

正確には、ペンを動かし続けて時間内に答案を書ききる闘いです。

いつも試験が終了する頃には手はガクガクで、つりそうになっていました。

いかに手に負担を掛けずにたくさん文字を書けるか、色々なペンを試したり、芯の太さを変えてみたりもしたものです。

その結果辿り着いたのは高いペンではなく、110円のSARASA 0.5で未だに愛用していることは、また別の話です。

とりあえず、この答案用紙の手書きが本当に苦痛でした。

「実務で手書きで訴状を作る弁護士なんかおらんやろ」

と、おそらく過去全ての司法試験受験生がツッコんできたことでしょう。

それが、ようやくパソコンで回答する仕様に代わるようです。

デジタル化ゆえに懸念されているトラブルなどもあるようですが、少なくともデジタル化の流れ自体は当然、というか15年遅いです。

回答できる分量も格段に上がりそうですが、回答できる上限も設けられるのかもしれませんね。

そういえば蚊が消えた

2025年7月22日  【京都の日常】 

京都では最高気温35℃くらいは当たり前の猛暑日が続いています。

この時期の沖縄の最高気温は32℃くらいのようなので、もはや沖縄が避暑地です。

今年は京都は6月下旬からこの調子だったので、特に酷暑が長く感じます。

感覚的にはもう8月初旬なのですが。

そんな暑さにうんざりとしながら、このところ蚊を見かけなくなったことにふと気づきました。

どうも、蚊が活発に活動するのは25℃~30℃で、35℃を超えると木陰で休んで活動しなくなるそうです。

そこは木陰で休むとかではなく、35℃超えで絶滅してほしいのですが。

ともあれ蚊に刺されなくなったことに納得しました。

猛暑の良いところを無理やり見つけられたので、秋まで耐え忍ぶことにします。

(恒例)8月は期日が入らない

2025年6月21日  未分類 

「8月は裁判所の夏季休廷があるから期日がなかなか入らないんですよ。あ、夏季休廷というのは裁判官の夏休みのことです。」

とご依頼者に説明する恒例の時期がやってきました。

私のカレンダーを見ると、9月はもう調停の次々回期日がたくさん入っているのですが、8月は期日はほとんど入っていません。

7月から9月まで2か月も期日が空いてしまうのはご依頼者としてはもどかしいことと思いますが、こればかりは仕方がありません。

弁護士にとっては、溜まった仕事をこの時期にこなすのも恒例です。

その敬語、おかしくない?

2025年6月2日  【弁護士のお仕事】 

敬語って難しいですね。

尊敬語、謙譲語をきれいに使いこなす方とお話しすると、こちらも背筋が伸びるものです。

一方で、尊敬語、謙譲語があべこべになっている若者とお話しすると、「がんばれ新社会人!」と応援したくもなります。

そんな中で、どうしても引っかかるのが病院スタッフと電話で話す時の医師の呼び方です。

病院スタッフ「〇〇先生が戻られたらお伝えします。」

のように、外部の人との電話でも身内の医師に「先生」と敬称を付けて、尊敬語で表すシーンに結構出くわします。

病院によるとは思うのですが、正直結構出くわします。

そういや、患者として診察を受ける時も

病院スタッフ「先生が来られるまでお待ちください。」

などと言われます。

その身内への尊敬語は、おかしいんじゃないか。

医師もスタッフのそういう言葉遣いを聞いたら、自分から指摘すべきだと思うのですが。

同じく「先生」とお呼びいただくことがある職として、反面教師にしたいです。

メガバンクは必ず予約して行こう

2025年5月10日  【弁護士のお仕事】 

メガバンクは支店の統廃合が進み、京都市内の実店舗もかなり少ないです。

そんなメガバンクの窓口に用がある時は、必ず予約するようにしましょう。

先日とある緑色のメガバンクに立ち寄ったところ、予約していない人の窓口の順番待ち時間は「2時間」になっていました。

支店も窓口も減らして、インターネットでできる手続はインターネットでするように誘導したいのでしょう。

人手不足の時代ですから、それも時代の流れだと思っています。

いや、むしろこちらも窓口なんて時間をかけて行きたくないので、どんな手続でもインターネットか郵送で済むようにしてほしいのです。

何が言いたいかというと、相続手続や成年後見の手続のたびに窓口への来訪を求めるのはやめてほしいということです。

そんなに窓口に来てほしくない感を出しておきながら、なぜ窓口に来させるのか。

何でもネットか郵送で完結できればお互い幸せだと思うんですけどね。

とりあえず、歯医者とメガバンクと弁護士事務所は予約必須だということは覚えておきましょう。

離婚調停のウェブ会議

2025年4月23日  【離婚と家庭のお話】 

離婚、遺産分割などの家事調停でも、期日にウェブ会議で出席できるようになりました。

当事務所でも多くの案件でウェブ会議を利用していますが、やはり便利です。

とにもかくにも、弁護士にとっては事務所から移動する必要がありません。

移動時間をガッツリと削減できて、その時間を仕事に充てられるようになりました。

ご依頼者にとっても、家庭裁判所よりも当事務所の方がアクセスしやすい場合には、移動時間や労力を節約できます(逆に家庭裁判所の方がアクセスしやすいご依頼者の場合はウェブ会議は使わないようにしています)。

また、家庭裁判所に足を運ぶ場合、顔を合わせることはないとしても近くに相手当事者もいる環境でした。

それと比べると、ご依頼者にとってウェブ会議の方がリラックスしやすいという面もあるように思います。

他方で、ウェブ会議ではどうしても音声が不鮮明で、聞き返さなければならないこともあるというデメリットもあります。

しかし、それを踏まえてもウェブ会議のメリットは大きいです。

あとは、家庭裁判所のウェブ会議用の機器がまだ多くないようで、機器が足らないためにウェブ会議を利用できないという何とも残念なケースもありました。

そのあたりは早く解消させてほしいところです。

ちなみに、令和7年3月1日からは、これまでは家庭裁判所に行かなければならなかった離婚成立時すら、ウェブ会議で出席できるようになりました。

「離婚成立時だけは電話会議は不可で現地まで行かないといけません。でも調停に代わる審判という抜け道もあるので安心してください。ただしその場合は確定まで多少時間がかかり・・・」

といったこれまでのお決まりの説明も変わるわけです。

あまり話題になっていませんが、画期的な法改正だと思います。

弁護士の繁忙期はいつか

2025年4月1日  【弁護士のお仕事】 

弁護士の仕事の繁忙期はいつですか?とよく聞かれます。

かつて北海道で弁護士をしていた頃は、11月頃がなかなか忙しかったです。

もちろんその理由は、冬がくる直前だからです。

不動産売買の案件では、雪が積もると4月に溶けるまで土地の境界も分からなくなり、売るに売れません。

また、空き家を売却しようにも、背の高さまで雪が積もっていて、雪かきをしなければ玄関まで辿り着けなかったりします。

厳冬期は移動も大変なので、雪が降る前にできるだけ厄介ごとを片付けたいという意識もみなさんお持ちなようにも思います。

今では積雪も年に一度の京都では、そういったことはありません。

扱っている分野にもよるのでしょうが、少なくとも当事務所では特定の時期が忙しい、ということはありません。

ただ、年度末・年度初めの2週間ほどは、逆に毎年スケジュールにやや余裕がある期間です。

裁判所の異動の時期だからか、訴訟・調停の期日が入りにくいためです。

そういうわけなので、このチャンスにデスクワークを頑張っているところなわけです。

なぜ窓口に行く必要があるのか

2025年3月9日  【弁護士のお仕事】 

相続関係の手続のために銀行窓口に行かなければならないことがよくあります。

しかしメガバンクは支店が少なくて大変です。

みずほ銀行や三井住友銀行は、京都市内には四条烏丸の本店以外に数か所しか支店がありません。

その点、三菱UFJ銀行はパラパラと市内に支店を残してくれていてありがたいですが(他でもない西院にも支店がある)。

支店を減らすのは結構ですが、それならだいたいの手続は郵送でできるようにしてもらいたいものです。

そう言えば、北海道で弁護士をしていた時、みずほ銀行は最寄りの旭川支店まで片道1時間かかりました。

それはまだマシで、三菱UFJ銀行や三井住友銀行にいたっては片道2時間の札幌にしか支店がありませんでした。

Googleマップで道内の支店を検索した時の衝撃は忘れられません。

片道2時間でも窓口まで行かなければならないというその運用、やめてもらいたいです(根室からだと片道6時間か飛行機ですよ)。

止まるな危険

2025年2月7日  【京都の日常】 

京福電鉄の西院駅そばの踏切に、去年遮断機が設置されました。

交通量が多い四条通を嵐電が横切っているのですが、これまでは電車が通るときは車側の信号が赤になって警報器が鳴るだけでした。

そして目の前を嵐電が横切っていっていました。

そこにワイドサイズの遮断機がついに設置されました。

歩行者も多い道なので、安全になったと思います。

西大路四条交差点からこの踏切まで150メートルくらいしかないので、踏切で止まっている車列が西大路四条交差点まではみ出てしまうこともよくあるのですが、それはもう過去に戻って嵐電の線路を動かさない限りどうしようもないですね。

ちなみに、この踏切は通過時に一時停止する必要はありません。

道路交通法上、信号機で交通が制御されている場合は、踏切の直前で停止する必要はないこととされているからです。

まあ初見殺しなので、一時停止する車もたまにいます。

急に前の車に一時停止されて、追突しそうになりヒヤリとしたこともあります。

今やこの踏切で最も危険なのは、嵐電との接触よりも初見さんの一時停止かもしれません。

自己紹介

  • 弁護士・税理士 河本晃輔
  • 京都弁護士会所属
  • 洛彩総合法律事務所(京都市右京区西院平町7クラエンタービル2階)
  • 京都で生まれ育つ。14年にわたる東京・北海道暮らしを経て京都に復帰。現在京都人のリハビリ中。
  • 趣味:旅行、アジア料理、パクチー、サイクリング、野球観戦、旅館探しなど
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