京都弁護士のおいでやす日記
Blog

司法試験がパソコン受験に変わる

2023年7月15日  【気になる記事】 

司法試験の論文試験が、2026年から手書きではなくパソコンで回答する方式に変わるそうです。

司法試験経験者はみんな驚きのニュースではないでしょうか。

司法試験は、論文式試験8科目と短答式試験3科目を4日かけて行う「現代の科挙」です(言い過ぎ)。

そのうち論文試験は、各2時間(選択科目は3時間)かけて回答を手書きで仕上げます。

指にタコができるのはもちろん、試験終わり際になると手がガクガクになりながら必死で文字を書きなぐっていたものです。

書くのが本当に大変なので、少しでも書きやすいペンをいろいろ当たった結果、行きついたSARASA(約100円)を今でも愛用していることはまた別の機会に話します。

しかし、弁護士が実務で手書きで書面を作っていたのは、それこそ科挙の時代くらい昔のことです(ちょっと言い過ぎ)。

採点者も解読にさぞや難儀しているはずです。

おそらく受験生はみんな、何のための苦行なのか意味が分からないまま手書きで文字を書きなぐっていたことでしょう。

その悪しき伝統が変わるのは、驚きです(これからの受験生がうらやましい)。

これからの司法試験ではブラインドタッチ能力も求められるということですね。

長岡京市役所新庁舎

2023年7月8日  【京都の日常】 

先日、長岡京市役所の法律相談を担当してきました。

あれやこれやで長岡京市には結構来ていますが、新庁舎には初めて入りました。

今年2月にオープンしたばかりなので、それはもう綺麗です。

上京区役所と外観やサイズ感が似てると思いましたが、長岡京市は人口規模も上京区とほぼ同じなようです(約8万人)。

新しいマンションもいっぱい建ってるし、これくらいの規模は必要ですよね。

と思いきや、この建物の後ろにさらに高い別庁舎も建てられる予定と聞いて驚愕しました。

それはちょっと大きくない?

郵便ポストの設置基準見直しか

2023年7月1日  【気になる記事】 

「総務省が郵便ポストの設置基準の見直しに向けた議論を始めた」との記事がありました。

ポストは全国に約18万本あるらしいです。

そのポストの利用状況を調査して、現在のあり方が適切か検討するそうです。

要するに郵便物が減っているため、ポストの数も減らす方向なのでしょう。

確かに、ポストマップを見れば圧倒されるくらいポストは多いです(それ以上に全ポストが写真付きで網羅されているポストマップに圧倒される)。

1日何回もこれらを回って集荷するには、大変なコストがかかることでしょう。

しかし、ポストを減らせばなおいっそう郵便の利用者も減るのでは?と思ったりもします。


弁護士の仕事ではまだまだ郵便を大量に使っているため、未来のポスト事情は気になります。

ポストの設置基準が見直されても、当事務所前のポストはなくならない自信はあるのです(ヘビーユーザーが多いのか郵便物がよくあふれそうになっている)。

しかし、ご依頼者の周りのポストがなくなると、それはそれで郵便でのやり取りが大変になってしまうでしょう。

ポスト問題の行方が結構気になります。

米と言えば

2023年6月24日  【雪と氷とカズノコの町】 

ふるさとの味、ではないですが米はいつもこれです。

先日北海道に行った時、留萌のみなさまから「留萌米を食べてるのはさすがに嘘でしょ!」と突っ込まれたものです。

しかし、本当なんです。

遠く離れた京都から留萌とのつながりを感じられる、数少ないアイテムとなっています。

はるか京都まで届いていますよ。

葵公園がリニューアルされた

2023年6月17日  【京都の日常】 

京都家庭裁判所近くのあの公園がリニューアルオープンしていました。

出町柳駅へと歩く途中にある、道沿いの細長い公園です。

鴨川デルタにも近いです。

葵公園というらしいです。

芝生やベンチ、ちょっとしたステージのようなスペースもあります。

できたてなので綺麗なのですが、元からそれほど通行量が多い場所ではないため、今のところ多くの市民に利用されている感はありません。

「子育て世代が逃げ出す街」京都市なのですから、遊具を置くなどしてもいいように思います。

いや、管理は京都市ではなく京都府らしいから関係ないか(関係ないわけではない)。

あと、写真奥に見えているトイレがめちゃくちゃ立派です。

日本の立派な公衆トイレベスト10に入りそうなくらい立派なので、近くを通った方はぜひ見ていただきたいです(たぶん利用者は少ない)。

留萌で引継式に出席しました

2023年6月10日  【雪と氷とカズノコの町】 

先日、北海道留萌市に行ってきました。

以前所長を務めていた公設事務所の引継式に出席するためです。

公設事務所(ひまわり基金法律事務所)とは、弁護士がいない地域の司法を担うために弁護士会が設置した事務所です。

公設事務所は日本全国津々浦々にあり、地域の力になるべく活動しています。

私もかつて3年間、縁あって留萌市の公設事務所の所長を務めていました。

そこでの思い出は数え切れず、留萌管内は心のふるさとです。


公設事務所の所長は任期付きなので、後任所長が交代するための引継式が今回開かれたというわけです。

在任中にお世話になったたくさんの方々とお会いできて、とても幸せな気分になれました。

来年も、また来ます。

ちなみに写真は今回の訪問時のものではないどころか、6年前のものです(留萌に来るときは雨がち)。

弁護士バッジとご無沙汰

2023年6月3日  【弁護士のお仕事】 

弁護士なり立ての頃は、いつもジャケットに弁護士バッジを付けていたものです。

弁護士バッジは、付けただけで若手も弁護士に見える魔法のアイテムですからね。

しかし、いつしか弁護士バッジを付けることは全くなくなりました。

弁護士バッジは電車で付けていると目立ちます(付けると結構大きいし輝いている)。

かといって付け外しも面倒だし、付け外ししているうちに無くす予感しかしないため、付けるのをやめたわけです。

刑事事件で警察署に接見に行った時や、裁判所の手荷物検査をパスする時に、身分証代わりに弁護士バッジを見せることも以前はありました。

しかし、刑事事件は今は扱っていませんし、弁護士会発行の身分証という正真正銘の身分証もあります。

そのため、弁護士バッジを使う場面もなくなってしまいました。

もう最後に付けたのがいつなのかも分かりません。

世の弁護士の皆様も、そんな感じなのでしょうかね。

京都駅八条口タクシー乗り場ライブカメラ

2023年5月28日  【京都の日常】 

最近よく見るのが、京都駅八条口タクシー乗り場ライブカメラです。

解像度が落とされていて個人は識別できませんが、見ていて飽きません。

このところ八条口タクシー乗り場はいつでも長い行列ができています。

スーツケースを引いた欧米観光客が過半数くらいに感じます。

そんな大きなスーツケース付きのお客さんを、次々現れるタクシーが次々乗せていきます。

しかし、タクシーの駐車スペースは縦列2台分しかありません。

そこで大量の荷物があるお客さんが現れると、乗車に時間がかかることがあります。

そんな時、空いたスペースに次のタクシーを誘導して差配するスタッフの仕事ぶりが、また飽きません。

そんなわけで、タクシー乗り場の回転は決して遅くないように思います。

また、タクシーもひっきりなしに入ってくるのですが、それ以上にお客さんの行列は途絶えることがありません。

待っているタクシーがゼロ台になってしまうこともあり、今の京都の混雑ぶりがよく分かります。

仕事の合間の息抜きに見るにはちょうどよいのですが、エンドレスなので見続けてしまわないよう要注意です。

暑くなると京都で増えるもの

2023年5月21日  【京都の日常】 

京都は一気に暑くなりました。

最高30℃超えもあり、感覚的にはほぼ夏です。

今年第1号の蚊も見つけてしまいました。

蚊がいないだけで、夏のネガティブ感は30%くらい減ると思うのですが。

あとは暴走族も出始めました。

毎年蚊と同じタイミングで出始めるので、分かりやすいですね。

蚊を根絶できればうれしいですが、おそらく全人類の英知を結集しても難しいと思います。

しかし、京都市内からの暴走族の根絶は京都府警の頑張り次第ではできるかもしれないので、もうちょっと頑張ってもらえるとうれしいものです。

弁護士にありがちな写真

2023年5月13日  【弁護士のお仕事】 

弁護士事務所ホームページでありがちな写真と言えば。

まず思いつくのは「弁護士が腕を組んでいるポーズをとっている写真」でしょう。

また、「事務所スタッフと思しき方(後ろ姿のみ)に対して笑顔で法律相談をしているふりをしている写真」もよく見かけます。

ちなみに六法全書1冊のみを小物として机の上に広げているパターンも多いです(司法試験を思い出しますね)。

しかし、ありがちな写真No.1は「法律本が並んだ本棚を背景に弁護士がポーズをとっている写真」だと思います。

本の全知識が弁護士の頭に入っているわけでは全くないのですが。

難しそうな本が並んでいると、その人に知識があるように見えるという面はあるのかもしれません。

テレビに映る学者的な人のバックに難しい本が並んでいることは、確かに結構あります。

しかし、弁護士がそれをすると、かえってお堅く、敷居が高く感じられるようにも思います。

難しいですね。

自己紹介

  • 弁護士・税理士 河本晃輔
  • 京都弁護士会所属
  • 洛彩総合法律事務所(京都市右京区西院平町7クラエンタービル2階)
  • 京都で生まれ育つ。14年にわたる東京・北海道暮らしを経て京都に復帰。現在京都人のリハビリ中。
  • 趣味:旅行、アジア料理、パクチー、サイクリング、野球観戦、旅館探しなど
2023年9月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

洛彩総合法律事務所について

洛彩総合法律事務所について詳しく知りたい方は、公式ホームページをご覧ください。

洛彩総合法律事務所へのお問い合わせ

  • 当ブログへのコメント、お問い合わせにはご対応していません。法律相談をご希望の方は、公式ホームページの問い合わせフォーム又はお電話(075-874-5242)をご利用ください。
  • 当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。